二股ラジウム温泉
名称 |
二股ラジウム温泉 |
場所 |
北海道山越郡長万部町字大峯30 |
泉質 |
含弱放射能−ナトリウム・カルシウム泉 |
連絡先 |
01377-2-4383 |
入浴料 |
500円(当時) |
入湯日 |
95年8月 |
内風呂は女性専用一つに混浴が一つに、渡り廊下の先にドーム屋根の混浴風呂がある。その外には露天風呂があります。ドーム屋根の大浴場は、脱衣所がドームの屋根近くにあり、階段で降りていくと、石灰華をくり抜いた湯舟が4つあります。露天風呂は3つの浴槽で、目の前は深い谷になっており、木々の緑が美しく清々しい気持ちになれました。
温泉の廊下には茶褐色の花瓶がいくつも置かれていました。これは温泉成分が瓶に付着したもので、温泉につけておくだけで、簡単に作れるそうです。これをみてもここの成分の濃さを感じます。
長万部の深い山奥にある一軒宿。秘湯にふさわしい個性的な宿で、まず大浴場のすぐ横にある巨大な石灰華。これはお湯に含まれる大量の炭酸カルシウムによって形成されたもので、アメリカのホット・スプリングスと二つしかないと言われている。また、ドーム型の大浴場も珍しい。中はだいぶくたびれた雰囲気の建物だが、かえって秘湯の雰囲気を盛り上げてくれる。
残念ながら鄙びた雰囲気のラジウム温泉でしたが、経営者が変わり、建物もすっかり変わってしまったそうです。ドーム屋根の大浴場も無くなってしまったそうで、残念で仕方ありません。さらに、日帰り料金も1000円に倍増したそうで、昔の温泉旅館が偲ばれる存在になってしまいました。
二股ラジウムの写真もこれ一枚だけ。人がいると浴室の写真は撮りづらいですから。。。