広河原温泉
名称 |
広河原温泉 |
場所 |
山形県飯豊町大字広河原字湯ノ沢 |
泉質 |
ナトリウム・カルシウム−炭酸水素塩・塩化物泉 |
入浴料 |
無料 |
入湯日 |
01年8月15日 |
湯の色は土類泉らしい茶褐色で、左の画像で右の浴槽が間欠泉になっており、中央のパイプからだいたい10〜15分おきに間欠泉が吹き上がります。間欠泉の浴槽にそのまま入れるところも珍しいと思います。話によると毎日吹き上げているわけではないらしく、普段は管理者が栓を閉めているそうで、休日など特定の日だけ間欠泉が上がるそうです。この日は最高2〜3mくらい吹き上がりました。
間欠泉の浴槽は10人は余裕で入れる大きさで、すぐ横の浴槽は4,5人程度が入れる小さなもの。温度も少しぬるい。
お盆ということもあり、やはりアブが多く、入るときも気をつけないといけませんでした。泉温が35.1℃と温い為、ゆっくりと入れますが、少し寒い時期には厳しいかも知れません。
まさに秘湯にふさわしい雰囲気の温泉で、遠く人里から離れた位置に沸く。山形県飯豊町内の白川ダム付近を広河原川沿いに林道をひたすら南下する。結構ハードなダートで、普通乗用車などは底がすらないか心配な道。20分くらい走った林道の終点に広い駐車場が現れ、その近くに2階建ての湯小屋と2つの露天風呂がある。湯小屋は1階が男女別の脱衣所になっており、2階は休憩室。右の画像にある湯小屋の前の茶褐色の土は、温泉の堆積物で、かなり広く広がっており立派です。
夕方だったにも関わらず、次から次に人が訪れ、結構有名なようです。湯小屋も新しく、浴槽も綺麗でした。すぐ近くに民家などなく、夜に入ると雰囲気が良いだろうなぁと思いつつも、ここまで来る勇気はないと感じながら後にしました。