入り口から徒歩で約５分くらい。途中、何人かの人とすれ違いました。意外に良い道で歩きやすかったです。ほどなくして、前方斜め下に目的の温泉が見えてきます。浴槽は２槽に分かれ、ややぬるめのお湯。誰が置いてくれたのか、桶まであります。近くには川が流れており、暑い時期ならば川遊びをするなど、ゆっくり時間を使える場所です。残念ながらゆっくりしている時間がなかったのと、夏真っ盛りということもあって、虻が多く、ゆっくり入浴することはできませんでしたが、森に囲まれたロケーションは疲れを癒してくれる最高のものだと感じました。

　見立温泉のある湯田町は、昔、鉱山があちこちにあったそうで、この温泉も付近にあった鉱山で働く人の温泉だったそうです。鉱山が閉鎖すると共に施設も利用されなくなったみたいで、今ではコンクリートの浴槽が残されているだけです。　国道１０７号線から錦秋湖の畔を「穴ゆっこ」方面へ。途中から林道となる道をどんどん奥へ走るとそれらしき、入り口を見つける。付近に車を停めて行きますが、駐車スペースは少なく、２，３台程度しか停められません。

　帰り道には、この辺りに鉱山が多かったということから、坑道をイメージした洞窟風呂がある「穴ゆっこ」があり、寄り道していくのもいいかも知れません。