内湯は、大浴場に打たせ湯やミストサウナがあり、露天風呂との間の壁は大きなガラスで仕切られているので、開放感があり、明るく外の景色もよく見える。山奥という場所的なものか石を多く使った湯舟になっている。湯は無色透明で臭いもない。すぐ横をユートムラウシ川が流れており、渓流の眺めを楽しめる。。きっと紅葉の季節には最高の眺めを楽しめるのだろうなぁと感じました。

　大雪山系の南側にあるトムラウシ山の麓にある国民宿舎東大雪荘。大雪山やトムラウシ山への登山基地でもあり、登山客も多い。源泉は十勝川の源流の一つであるユートムラウシ川で、ホテルの近くにあり、噴泉塔がある。周囲は綺麗に整備され、公園になっている。開湯は１９６４年。

　９９年に新築され、今の建物になりましたが、その直前の８月に旭岳−トムラウシ山を縦走した際にも下山後に入浴しました(その時の写真がないのが残念)。その時はまだ以前の施設で、湯治宿の雰囲気を残していました。それが今では山小屋の雰囲気を残しながらも近代的な建物にすっかり変わってしまいました。しかしながら、山から降りてきて広々とした温泉に入れるのは何よりもの贅沢といった気分になります。集落から数十キロも離れた一軒宿は、秘湯と呼ぶにふさわしい温泉です。

露天風呂にある滝

源泉地にある噴泉塔